作る範囲を絞り、概算120万〜250万円の判断材料をそろえた
設備工事会社。従業員35名、年商4.8億円。実在の会社をもとにしない架空のモデルケースで、数字は試算例です。
困っていたこと
業務の整理で、作業報告のスマホ入力化が最優先と決まりました。ただ、「作る」と決めた途端に、別の不安が出てきます。既製のクラウドサービス(SaaS)で済むのではないか。いくらかかるのか。全部作って、現場に使われなかったらどうするのか。
先代の時代に、システム会社に任せたIT投資で失敗した経験のある会社です。作る前に、判断の材料がほしい状態でした。
判断の分かれ目
検討すると、全部を作る必要はありませんでした。写真の管理は既製のSaaSで足ります。一方で、作業報告から請求前確認までの流れは、この会社の仕事の形に合わせる必要がありました。作る範囲を報告の入力だけに絞れば、投資も、うまくいかなかったときの傷も小さくできます。
全部は作らない。SaaSで足りる範囲と、この会社に合わせて作る範囲を分け、最初の一歩を小さくする。
やったこと
- 目的と利用者の整理
- SaaS候補の比較
- 最初に作る範囲の決定と、今は作らない範囲の明記
- 概算費用と削減見込みの試算
結果
作る、買う、やめるを1枚で判断できる状態になりました。最初に作る範囲の概算は120万〜250万円、削減見込みは月25〜40時間(試算)。作らない範囲が明記されたことで、投資の上限も先に決まりました。
作らないという結論も含めて検討した上での判断なので、社内にも説明できる形になっています。
数字はモデルケースの試算例です。作らない、という結論になる案件もあります。
この事例の成果物
実案件でも、同じ形式で納品します。作らない範囲まで書くのが、この資料の役目です。